零戦21型を作る その5



今回は主翼の取り付けと塗装です。
いよいよ全体の形が見えてきます。




前回、胴体内部を銀→青竹色と塗ったときに、一緒に主翼内側も塗っておきました。 今回はその続きからです。 組み立てる前に、主翼下面のパーツに内部に組み込むパーツを取り付けます。
左:飾り台に取り付けるための穴を開け、ナットを仕込みます。飾り台のねじと組み合わせることで、しっかり固定することができます。 右:燃料タンクを保持するためのゴム製リングを取り付けます。
左:主翼内部に搭載されていた、20mm機関銃。零戦の攻撃力の要となりました。射程は短いですが、威力は絶大だったようです。 右:主脚(車輪)の基部を取り付けているところ。このキットではバネを利用して引き込むことができます。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、脚のフタ部分も金属パーツにより稼動します。
左:主翼下面のパーツの合間に、胴体と主翼上面を組み合わせてしまいます。 説明書では上下をあわせてから胴体に取り付けるよう指示されていますが、それでは隙間ができそうだったのでこうしました。 右:機体内部にコクピットを挿入します。壊さないよう慎重に行います。
部品の取り付けの終わった下面。これを上面と張り合わせます。 張り合わせる前には、事前に仮組みをよく行い、隙間ができないようヤスリやナイフなどですり合わせます。 この後、流し込み接着剤により接着していきます。
左:流し込み接着剤で接着します。はみ出さないよう注意します。 右:接着剤をつけたあとは、クリップなどで固定しておきます。
接着剤の硬化後、接着面をヤスリで整えると、次は本体の塗装に入ります。 ちなみに塗装を行ったのはクリスマスイブでありましたwwwwww 塗装前の状態。だいぶ飛行機の形になってきました。 塗装の前にはシンナーで拭いておきます。
左:主脚庫など、塗りたくない場所をティッシュとマスキングテープで隠します。。 右:説明書の塗装指示を元に塗料を調整します。今回は写真の一番上の機体を製作します。 機体の青いラインと日の丸はデカール(水で貼り付けるシールのようなもの)がキットに入っていますが、今回は塗装で表現することにします。
日の丸の赤、機体の青を先に塗ります。
左:日の丸用のマスキングテープを、コンパスカッターにより切り出します。 右:切り出した丸いテープを、説明書をみながら位置決めして貼り付けます。
左:コンパスの針の跡がありますので、忘れずにテープを張ってふさいでおきます。 右:青いラインの部分もテープでマスキングします。
左:マスキングが終わったら、本体色を塗っていきます。 右:本体塗装完了後、テープをはがすと丸い日の丸が出来上がります。
左:青いラインのところのマスキングをはがしたところ、角に塗料が吹き込んでいました。 右:マスキングをしてリカバリーします。 ということで機体の塗装が完了しました。
本体と一緒にキャノピーも塗装しました。 キャノピーを塗装する際は、透明部分のマスキングが大変なのですが、このキットでは専用のマスキングシールが付属しています。 切り離して貼り付けるだけなので非常に楽チンです。
左:付属のシール。これをナイフで切り出してキャノピーのパーツに貼り付けます。 右:貼り付けた状態。これに塗装していきます。 実際の機体では、キャノピーの枠の内側は黒、外側は機体色だったようです。今回は塗装でそれを再現してみます。
左:まず内側の色となる黒を塗ります。 右:その上から機体色を塗ります。 その後シールをはがすことにより、塗りわけができました。
今回はこの辺で。 次回は仕上げと最後の組み立てとなります。 もう1,2回で完成できるかな…? 前へ 次へ